第3話
拓人はガベンに装備について教えられていた
ガベン『それでだ、装備ってのはさっきも言ったが耐久値があって耐久値がなくなるとその武器や防具は壊れる。まずこれが大前提にあってだな耐久値は敵を攻撃したり、相手の攻撃を防御したりすると減るこれが基本で他に錬金術師が行える装備の錬金や属性付与でも耐久性は減るんだ』
『なるほどなるほど』
ガベン『錬金術師で生きてくにはその武器などの耐久値と上手くやってかなきゃならないんだ。例えば坊主が持ってるその木の剣が、例えば耐久値が50あるとする。敵を一回叩くと値が1減るそして、敵を倒しやすいように属性などを付与する為には、一回でその素材にもよるが大体5減るとするだろそうすると属性付与をたくさんした装備は耐久値が少なくなりとても強い攻撃が可能だが、値段は張る。だか、もちろん世の中そんなに金持ちばかりいるわけじゃないだろ?だから、安くて長く使える物を平民たちは探しているって訳だが。それでも、出来るだけ安く!強く!そんな都合のいい装備を平民たちも探しているだから全然装備を強化しなければそんなものは当たり前だが売れないだから程よく強くてかつ長く使えて安価に手に入る物を俺たちも作らなければならない。まあ、これが俺たちのジョブの基本ってとこだな』
『(な、なんだか難しいな)それで、武器の耐久値ってのは何処で見るんです?』
ガベン『武器の耐久値は、耐久値を知りたい装備を手に持った状態でステータスを見ればわかるさ。試しにその装備を見てみろ』
『よし、開示!』
ブワァん!
『なになに、まずは木の剣だな 力10
次に盾 体20あとは皮の防具上 体10 下 体10 皮の靴 足20』
『こんな感じか、、、あれ?おかしいな耐久値が無いな、見る場所間違えたか?』
ガベン『どうした?見れたか?どうだった』
『(やばい、耐久値がないなんて怪しまれそうだな)そうですね、木の剣とかは耐久値80でしたね』
ガベン『おお!木にしてはずいぶん高いな。これならそのまま錬金に入っても良さそうだな』
『錬金ですか?』
ガベン『そうだ、流石に頭にはある程度入っているだろうが一度は見といたほうがいいだろう。じゃあその木の剣を持ってここに座れ』
ガベンは拓人を椅子の上に座らせ、木の剣を石の板の上に置かせた
ガベン『いいか、まずは行く途中でお前が倒したドッグメンデーモンがいるだろう?そいつのウチの店にある素材の牙を木の剣の隣に置いて後は、スキル!武器錬金!と叫ぶだけだやってみろ』
『スキル!武器錬金』
ガベン『ちなみに錬金では、術師が思い浮かべた形に錬金されるからちゃんとした武器を想像しろよ』
『ちゃんとした武器....(ここは牙が出て出来るだけ肉が裂けそうな...)』
『出来た!』
すると、拓人の目の前には木の剣の刃の片面に牙がついたとても危険な武器が出来ていた
ガベン『こいつぁ、よく肉が裂けそうだな。まあ、こんな感じだ一回やってみれば分かるだろあと耐久値も確認しとけ』
『これが俺が考えた武器!凄い!これならあの犬程度なら楽勝に!とそれから耐久値だな』
『開示!』
『うん?なんだやっぱり耐久値が見えないな。まあいいか、確認終わりました!これで1人でも錬金できそうです!』
ガベン『そうか、それは良かったそれとだがもし良かったらウチで働くってのはどうだ?丁度この前働いてたやつが辞めちまってよ』
『(どうしよう。でも、まずはさきへ進まなきゃ)ありがとうございます。でも』
傭兵B『誰か、この顔の者は見ていないか!こいつは、証明書無しに入国した犯罪者だ!見つけ次第私に報告するように!』
ガベン『あの、紙に書いてある顔坊主じゃねーか!どう言うことだ?』
『ああ、あの人が証明書がなくても話を通しておいてくれるって入れてくれた人で』
ガベン『馬鹿野郎!あんな傭兵が話なんてとおせる訳ないだろ!どんな理由があっても、証明書がなければ犯罪者扱いだ!特にあいつは何人もそうやって何も知らない奴を違法入国させては犯罪者として捕まえて、自分の手柄にしているやばい奴だ!』
『そうだったのか、まずいな捕まりでもしたら』
ドン!ドン!ドン!
傭兵B『中にいるか!犯罪者がこの中に立てこもっていると言う情報を聞いた!開けるんだ!』
ガベン『もう見つけたか』
『どうしよう!何処に行けば』
傭兵B『開けないようだな!では、生存確認ということでこのドアを無理やりあけさせてもらう!』
ドカン!
バタン(ドアが倒れる
『魔法を使うだって!こんなんじゃ勝ち目はない』
傭兵B『やっと見つけたぞ!犯罪者!身柄を拘束する』
『くそ!』
ガチャ カチッ!
拓人の腕には手錠がかけられた
傭兵B『こい!(よし、これでまた俺の手柄が増えたちょろいな)』
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