その問いに、認識させられる
- ★★★ Excellent!!!
・あなたは、好きなモノをどう扱いますか?
ずっとしまっておいて自分だけで楽しむ。
どうだ、いいだろう?と周りに見せびらかす。
・あなたの好きな人が夢を持っていたらどうしますか?
その夢が叶うように応援する。
その夢は自分のためだけに発揮してもらう。
・あなたにとっての愛はどんなものですか?
想いを与え合うもの。
その一かけらすら取りこぼしてはいけないもの。
・あなたは恋人のどこが好きですか?
体も心も声も笑顔も。
自分しか気付けない特別な価値。
・あなたはどちらを幸せと思いますか?
動物園で暮らすライオン。
サバンナで生きるハイエナ。
次々に生まれてくる問いかけに対し、答えもまた無数に存在します。
それはあなたの経験によって認識されるものだからです。
本作はまるで心理テストのようでした。
読み手によって印象もジャンルも変わる。
あなたは誰に、どんな行動に共感し、嫌悪するか。
偽りきれないココロの奥に、きっと本音が見えるはず。