第556話 あとがき。

皆様ご無沙汰しております。

何とか無事に?無事…、無事って何だ?状態ですが「俺、器用貧乏なんですよ。」を書き終わることができました。

長かったです。2021/4/18におまけガーデン、「アートの女神イロドリ。」を書き上げてから書き始めた本作でしたが約半年がかりの大仕事になりました。


この話も元々はサンドボックス ガーデンと同じくゲームシナリオで考えていた話で、サンドボックス ガーデンの常継が奈落を目指す東の勇者の別案なので迷宮の攻略を目指す部分は似ていると思います。



さて、このあとがきと同時に次の短編を書いています。

それはシヤが術人間にされてからトウテで保護をされて王都に着くまでの話で、わざと本編では深掘りしなかった所が書けたらいいなと思っています。


この器用貧乏、もう少し書こうと思って考えています。


元々はマルチエンディングのゲームシナリオで考えていて、どのエンディングを選んでもミチトはロキの仲間になってダンジョン攻略係になって、ラージポット以外のダンジョンを正確なステイブルの為に奔走できる冒険ものの予定で考えていました。


ただ。それをして初期案のリナルートを選ぶとアクィやライブ、アイリスとのルートが公開出来ないんだよなと思って優柔不断ルートを新たに作ってしまいました。


簡単にルート案を書くと、リナと初めて同衾する日に一度リナを断って、断りきれずに同衾してもマテの話を聞くだけで済ませて、スードとリナを付き合わせないと確実にリナルートになります。

スードとリナをくっ付けて、初めてアクィルート、ライブルート、アイリスルートが出てきます。


ライブルートはヴァージの同行人に選んでヴァージまで二階で過ごす事でルートに突入。

アクィルートはリナルートを回避してライブを二階に誘わないとアクィルートに突入…する事も出来ます。

アクィルートで決定的なのはメロを救うかどうかでメロを救おうとしないでローサの申し出を「いいえ」5回とかでメロをスティエット村に返してしまうとアクィルートも無くなります。


ここまでするとイブが実はアイリスで、イブではなくアイリスはミチトに好意を抱いていると判明してアイリスルートになります。


そんな感じだったのですが、やはりライブとの湖畔デートも、アクィルートでしか見れないロエスロエとの戦いやメロとの話、そして実はイブを演じていたアイリスの話も出したかったのでミチトには優柔不断ルートになって貰いました。


今回こそは心を鬼にして1人のヒロインと!とか思いましたがダメでした。

この器用貧乏の続きはリミール派の領地に生まれたスカイタワーの話からです。

今度からはメインキャラクター達は出ているので100話前後になるのかなと思っておりますが良かったらお付き合いくださいませ。


2021/10/10

さんまぐ。


近況

制作環境の見直しをはかりました。

今作から完璧にgoogleさんを活用しています。

案外使い慣れると何とかなるなと言うもので、通勤時にスマホで台詞と大まかな流れの下書き。帰宅後にメインPCで加筆修正と清書、リビングとかでクロームブックを使って文字チェック。

前より誤字脱字が減ったと思っていただけたら幸いです。

ただ今回もiPhoneの辞書が途中で崩御したのでリセットかけました。

最初は書ききるまで我慢だと思ったのですが、流石にミチトが「ヤァホィ」になった瞬間に諦めました。

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俺、器用貧乏なんですよ。 さんまぐ @sanma_to_magro

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