「この先」がわくわくする、美しいSFラブロマンス

人工の大地が海を覆い隠す未来世界で、少女の拾ったボトルシップ。
そこからつながる出会い、そして退屈な世界を壊す、未来への道標。

退廃した未来風景を幻視しつつも、流れる物語は美しいです。
短編としての物語は完結していますが、この物語の先の未来、彼女たちがどう生きて、どんな希望をつかみ取っていくのか、思いをはせずにはいられません。

潮風にさびつきながらも磨かれるような、美しくさわやかな物語でした。
ありがとうございます。

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