途中から少しだけ嫌な予感がしましたが、見事に当たってしまいました。最初は何回も彼女が記憶をなくしており、同じ事を何年も繰り返しているということにおどろき、その次は本当は彼氏の方が目覚めていなかったというオチで2回おどろきました。個人的にはこういう5分後に意外な結末のような小説はとても好きです。
夏の感じとか、SFちっくな未来への恐怖とか、若い男女の恋とか、色々な要素が短いのにぎゅっと詰まっている。しかも、それが読みやすくさっぱり書かれているから最高。とても良い短編でした。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(154文字)
胸がきゅっとなる甘く切ないお話。うまく綺麗にまとまっているなと感心しました。短いのでサクッと読めます。是非ご一読ください。
内容は王道ストーリーに近いですが、近未来的な要素が話のアクセントになってて良かったです。
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