瑞々しい表現が光る。幼き頃の苦い思い出と対峙する、お手本のような短編。

立ち寄ったカフェで、幼い頃に体験した「苦い思い出」と対峙することになる、そんな偶然を切り取った短編小説。
一度は経験したかも知れない、後ろめたい出来事に、主人公はどう向き合うのでしょうか。

作者様の持ち前の感性を存分に発揮した「瑞々しい表現」がとても気持ち良いです。登場人物が体験した過去の出来事を、読者も追体験できます。
おすすめです。

その他のおすすめレビュー

ゆあんさんの他のおすすめレビュー165