★★★ Excellent!!! ブルーノートは夢だった 肥前ロンズ 仕事が早く終わった帰り道。 向かったのは、一部の人間の中で話題となっている、喫茶店「フィーネ(終わり)」。 「思い出の曲はありますか?」 マスターに尋ねられ、彼女は答える。 それは、別れた恋人との思い出の曲だった。 ちょっとずつズレていく半音(ブルーノート)。 それを表すかのように、彼女の言動にも少しずつ違和感が出てきます。 というか待って、よく考えたら最初からおかしい。と、また読み直します。 その正体がわかった時、 「なるほどなぁ」と、タグ欄を見直しました。 レビューいいね! 2 2021年5月9日 20:37
★★★ Excellent!!! 二度、三度、読みたくなる。 竹神チエ 筆致企画に参加の作品です。 共通のプロットがあるのですが、この作品は料理の仕方が個性派です。 ジャズがとても似合う作品だなと思いました(たいしてジャズをしらん人間なのですが、知った気にさせる雰囲気がぷんぷんしてます)。 ひっそりとあるカフェにやって来た主人公。なぜこの場所に来たのか。彼女がこの場所に来る意味とは……。 作者さんの近況ノートに解説もあるので、全体の意味に気づくとさらにしびれる作品です。おすすめです。 レビューいいね! 5 2021年4月23日 20:00
★★★ Excellent!!! 特別なブレンドをあなただけに。カフェ「Fine」で追憶の酩酊を。 ゆあん とても読みやすく、筆力も高く、内容もまとめられている、ハイレベルな作品です。短編なのですぐ読めます。 界隈で噂のカフェ。そこに訪れたマスターから最初に尋ねられたのは、 「思い出の曲はありますか?」。 漂う音色に、あの日々を思い出します。 そしてあなたは知るでしょう。そのお店の名前の、真実の意味に。 是非、作中に登場するBGMを再生(検索すればすぐにでます)しながら、あなたも極上の時間を味わってください。 おすすめですよ。 レビューいいね! 4 2021年4月22日 12:53
★★★ Excellent!!! 予定調和じゃなくて最高! じっくり読むことをおすすめします オレンジ11 なかなかこういうストーリーを書ける人はいないのではないかな、と思いました。特に台詞が素晴らしいので、ぜひ読んでみてください。 選曲も良いです。 そしてこの話、とても構成がうまくて、その点でも素晴らしいと思います。ここまでの物をこの短時間で……脱帽です。 レビューいいね! 7 2021年4月20日 21:05