初夏色ブルーノート

作者 枕木きのこ

100

34人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★★ Excellent!!!

仕事が早く終わった帰り道。
向かったのは、一部の人間の中で話題となっている、喫茶店「フィーネ(終わり)」。

「思い出の曲はありますか?」

マスターに尋ねられ、彼女は答える。
それは、別れた恋人との思い出の曲だった。

ちょっとずつズレていく半音(ブルーノート)。
それを表すかのように、彼女の言動にも少しずつ違和感が出てきます。
というか待って、よく考えたら最初からおかしい。と、また読み直します。

その正体がわかった時、
「なるほどなぁ」と、タグ欄を見直しました。

★★★ Excellent!!!

筆致企画に参加の作品です。
共通のプロットがあるのですが、この作品は料理の仕方が個性派です。

ジャズがとても似合う作品だなと思いました(たいしてジャズをしらん人間なのですが、知った気にさせる雰囲気がぷんぷんしてます)。

ひっそりとあるカフェにやって来た主人公。なぜこの場所に来たのか。彼女がこの場所に来る意味とは……。

作者さんの近況ノートに解説もあるので、全体の意味に気づくとさらにしびれる作品です。おすすめです。

★★★ Excellent!!!

とても読みやすく、筆力も高く、内容もまとめられている、ハイレベルな作品です。短編なのですぐ読めます。

界隈で噂のカフェ。そこに訪れたマスターから最初に尋ねられたのは、
「思い出の曲はありますか?」。
漂う音色に、あの日々を思い出します。
そしてあなたは知るでしょう。そのお店の名前の、真実の意味に。

是非、作中に登場するBGMを再生(検索すればすぐにでます)しながら、あなたも極上の時間を味わってください。

おすすめですよ。

★★★ Excellent!!!

なかなかこういうストーリーを書ける人はいないのではないかな、と思いました。特に台詞が素晴らしいので、ぜひ読んでみてください。
選曲も良いです。

そしてこの話、とても構成がうまくて、その点でも素晴らしいと思います。ここまでの物をこの短時間で……脱帽です。