遠い未来、人類が経験するかもしれない、愛しさと懐かしさ、悲しみの物語

　詳しくは語りません。でも、あなたの貴重な時間を割いて読んでも絶対損はしない一編です。作者さんのつけたタグはＳＦになっていますが、現代ドラマとしての顔も持っているように思います。
　科学技術が急速に発達していく現代を生きる私やあなたが、「もし、レイコやアオイの立場になったなら？」。いったいこの胸にどんな感情がわき起こるのだろうかと、きっと深く考えさせられることでしょう。

　作者のポテろんぐさんは、シナリオのお仕事をなさっているとのこと。そのせいか、私はどの作品も読ませていただくたびに、漫画か映像で観たいなあって妄想してしまいます。この物語もそうでした。
　アオイは若い頃の小林聡美さんなんか、どうでしょう？