「300円」という名の友人、その足跡をこの世に刻むための物語

キャッチコピーは「○クヨム・○ニバーサリー・○ャンピオンシップ」○勤賞の話だと思いますが、本編は流行りの病の話です。

トロッコの分岐器を切り替えた先にいるのが自分自身であれば、トロッコ問題は回答を単純にし、かつ不正確にするのでしょう。
17人(あるいはウィルスを撲滅することで救われる70億人)を救うために支払われた300円に、我々はどんな感情を向ければ良いのでしょうか。