アステカ、コルテス、これらの言葉にピンと来たらぜひご一読を

特に世界史を学ばれた方はコルテスと聞くと、あの征服者か、とか、インカだかアステカだかを滅ぼしたヒドイ奴だっけ、なんて思われることでしょう。

本作を読んだ後ではそんなコルテスの見方が少しだけ変わるかも。
最初から最後まで無駄な情報が綺麗サッパリと省かれていて、緊張感ある雰囲気でいっぱいでした。

骨太の歴史小説ですが、短編なので構えずに読めます。
悲しき夜(ノーチェ・トリステ)と呼ばれている悲劇、日本人には知られていないからこそ興味深かったです。

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