ボーイミーツガールなんてなかった
尾八原ジュージ
ボーイミーツガールなんてなかった
空から女の子が降ってくるなんてフィクションの中の出来事だと思っていたが、あながちそんなこともないんじゃないか、なんてことを、当時まだ十代半ばで見習い神父だったハーブ・サブシストは思った。上司のサニーフィールド・カンザキ神父のお供として帝都にやってきてからまだ一日、特にやるべきこともなくなって、物見遊山半分でひとりウロウロしていたときのことだった。
日暮れの大通りをぶらぶら歩いていると、ふと通りかかったホテルの前で、何だか妙な音を聞いた気がした。上からやったな、と空を見上げたハーブの目に、高層階の窓からブルーグレイの巨大な蝶々みたいなものがスルッと抜け出すのが見えた。それは飾り窓の庇を伝ってどんどん下に降りて来る。やがてそいつが人間で、どうやら女の子らしいと彼が視認したとき、少女の手袋をはめた手が庇からパッと離れた。
ハーブは自分で思っているより面倒見のいい性格である。このときも何か考えるよりつい体が先に動いてしまい、気づいたら落ちて来る少女の真下に入っていた。体全体を支えて軟着陸させようとしたのだが、実際にはそのブーツの厚底を顔面で受け止めることになった。頭蓋骨の内側でゴンと鈍い音が聞こえ、気づいたら歩道の上で仰向けに倒れていた。
「あ痛っだア!! 何すんねんお前!」
ハーブは生来丈夫な性質なので、高所から降ってきた人間に顔面を踏まれて硬い歩道に後頭部を叩きつけられたくらいではまぁ、大したことはない。すぐに跳ね起きると西部訛りで少女に文句をつけた。
「何すんねんはそっちでしょう!? あなたが下にいなかったら無事に着地できていたんです!」
どうやら少女も相当頑丈な性質らしい。思いがけず足元に入ってきたカソック姿の少年の顔を踏みつけて前につんのめり顔から歩道に勢いよく放り出されたにも関わらず、すぐさまバネ仕掛けの人形のように起き上がった。街灯の色のせいか、青く見えるほど肌が白い。長い黒髪を後頭部でひとつにまとめ、涼し気というよりは寒そうな袖のないドレス姿で、胸はどうやらぺったんこだ。自分よりいくつか年下だろうとハーブは見当をつけた。しかし、どうも高級ホテルに宿泊していた令嬢というわけではなさそうだった。何と言うか「雰囲気が鉄火場」なのである。
「いやお前、あんなとこから落ちてきたら普通受け止めに行くやろ」
「あなたが言うほど普通じゃないですよ、それ」
何やこいつ鉄火場のくせに、何か言い返したろ、とハーブの口が「お」の形で止まっている隙をついて、少女はいきなり目抜き通りを走り出した。翻るスカートが見る見るうちに遠くなる。
「ちょっ、おい待たんかい!!」
まだ何の話も終わっていない。せめて顔を踏みつけた件くらいは詫びを入れてもらわないと寝付きが悪くなりそうなので、ハーブは少女の後を追って走り出した。女の子にしてはなかなか足が速いが、それでも彼が追い付けないスピードではない。伊達に毎日血ヘド吐くような訓練やってへんで、などと頭の中でぼやいているうちに、馬のしっぽのように揺れる髪と大きなリボンが近づいてきた。すぐに横並びになると、少女はハーブに気付いたらしく横を向いて、明らかにギョッとした顔をした。
「何でついてきてるんですか!?」
「お前なかなか速いやんけ!」
「答えになってないんですけど!」
走りながらなので、どうしてもお互い怒鳴りあうようなしゃべり方になる。こんな状況でまともに謝ってもらえるのか甚だ疑問だ……とその時、遅れてきたスターターのピストルのように、銃声が彼らの背後で一発轟いた。通行人の悲鳴が上がり、間一髪ふたりの足元のレンガが弾を受けて弾けた。
「いたぞ!」
男の声である。同時に、ドヤドヤと複数の足音が追いかけてくる気配がする。
「おい! いたぞってお前のことちゃう!?」
「私のことです!」
「おいおいおい!」
などと言いながらハーブは少女につられてカーブを切り、目抜き通りから一本奥の路地へと入った。
「何でまだついてきてるんですか!?」
「いやそんな急に止まれへんやろ! それに謝ってもろてないし!」
「は!? 何か謝ることありました!?」
「何やそれ!? むかつくわお前!」
後ろからの足音が少しずつ大きくなっていく。走りながら電話をかけているらしく、風にのって男の声がハーブの耳に届いた。
「もうちょっと応援よこせ! 大袈裟じゃねえよ! オヤジと銃持った護衛四人、全員ガキ一人にやられてんだ!」
(なんかエライことになってへん……?)
と口には出さないがハーブは思った。当たり前だが走りながらしゃべると疲れるので、よっぽど必要がない限りは声を発しない方がよさそうだ。が、背後から「今仲間らしいのと合流して二人になってる! あと十人くらいよこせ!」という声が聞こえたので、
「ワイも勘定に入っとるやん!!」
呼吸が乱れるのもかまわずついうっかり大声で叫んでしまった。とにかく、これでなお一層止まれなくなった。今のところは走るしかない。ハーブは昨日到着するまで帝都に足を踏み入れたことが一度もなく、したがって土地勘はほぼ皆無である。下手に少女と分かれて逃げたら、かえってまずいことになりかねない。
幸い今は人通りが多いせいか、後ろから無暗に鉄砲の弾が飛んでくることはない。その代わり、足音の数は増えたようだ。改めて面倒なことになったとハーブは後悔したが、後の祭りである。
いつの間にか周囲には猥雑なネオンサインが増え始め、流しのバイオリン弾きが下手くそなチャールダーシュを奏でる通りへとふたりは足を踏み入れていた。
そのとき、たまたまその道沿いの安カフェのオープンスペースに座を占め、色つきのお湯みたいな薄いコーヒーを飲んでいたサニーフィールド・カンザキ神父は、自分が面倒を見ている神父見習いの少年と見知らぬ少女とが、マラソン選手もかくやという速度で店の前を走り抜けていくのを目撃した。興味を持った彼はコーヒーカップを持ったまま並走を始め、ふたりの間にヌルッと入り込んだ。
「うわっ! 何や!」
「へぇっ!?」
突然現れた上司に驚き、続いてなぜか一滴もこぼれないコーヒーに目を奪われ、ツッコミどころがわからなくなったハーブにサニーフィールドはニコニコ笑いながら
「何だか楽しそうなので」
と言った。
「いやいやいや全然楽しないねん! 今必死やねん!」
「そうですか。ランニングはいいですよ。何と言っても体力がつきます。体力がないとやっぱりいけませんね。長期戦になると死にます。私の同期も、やはり走り込みが足りない者からどんどん……」
「オッサンの昔話はええねん今!」
「では私はそろそろカフェに戻ります。ところでお嬢さん、そんな格好で寒くありませんか?」
「大丈夫です!」
それを聞いたサニーフィールドは、満足げに笑いながらフェードアウトしていった。
「いや何なん!?」
後ろにチラチラ目線を送りながら、少女がまた角を曲がった。曲がった先の通りはいきなり暗く、いかにも場末といった感じのバーの看板がぶら下がっている。まだ夜も早い時間帯なのにへべれけになった酔っ払いがその辺に転がっており、西部も裏通りはこんな感じやったなと思いながらハーブはそれを避け、さらに走った。後ろでまた銃声が聞こえた。
あんなぐにゃぐにゃの照準で当てられるかい、とハーブは内心余裕だったが、それにしても撃たれっぱなしでは癪である。カソックの胸元からコルトを一丁取り出し、これで牽制になるとええなと目論みながら後ろに向けて二発撃った。弾はあと四発しかないので無駄撃ちはできない。
「やめてもらえます!?」
突然少女が怒鳴った。
「は!? 何でや!」
「追わせてるので!」
「どういうこっちゃ!」
「ちょっと黙っててもらっていいですか!?」
「お!? 喧嘩売っとんのか!?」
少女はそれに答えず、黙ったまま再び道を曲がる。さっきから一糸乱れぬ安定したフォーム、相当走ったはずなのに息も乱れないところは、こいつなかなかただものではないと思わせる。少なくとも、ロリコン専門のデリヘル嬢が客の財布を奪って逃走している、などという単純な状況ではなさそうだ。その証拠に、いつの間にか後ろから追いかけてくる追手は十数人に膨れ上がっているではないか。手に手に武器を持ち、怒りを露に追ってくる屈強な男たちの集団は恐怖を通り越してもはや滑稽に見え、まるでコントのワンシーンのようだったが余裕をこいている場合ではない。
「ガキども待てぃ!」
怒鳴り声と共に不吉な発射音、そして不安定な軌道を描きながら飛んでくるのはなんとロケット弾ではないか。こんなもん撃たれて待てる奴がおるかい死ぬやんけと心の中でツッコみつつ、ハーブは振り向き様コルトを抜いて一発弾丸を放った。弾丸はロケット弾に着弾して爆発し、走り抜ける背中を爆風が押し出した。思わず前に転びそうになりながら、ふたりはさらに走った。
「どや! ワイもなかなかやるやろ!」
「そうですね!」
ふたりはいよいよ帝都のスラム街に到達し、そこら中に散らばったゴミを踏み荒らしながら妙な臭いのする通りを疾走した。さすがスラムの住人たち、カソックを着た少年とドレス姿の少女が、十数人の追手に追われて走り去るのを見たくらいでは騒ぎもしないし、警察を呼んだりもしない。ふたりはますますスラムの奥へと潜っていく。
ちょうどそのときカフェから河岸を変えて、スラム街の安酒場で飲めるかどうか限界ギリギリというくらい不味いウイスキーを平気な顔で飲んでいたサニーフィールド神父は、ふたたびハーブが見知らぬ少女と目の前の通りを駆けていくのを見た。やはり興味が湧いた彼は、グラスを持ったまま彼らに並走し始め、再び間にヌルッと入った。やはりウィスキーは一滴もグラスからこぼれていない。
「うわぁ!」
「ひゃっ!」
「なかなかいいペースですね」
「そんなこと言うてる場合とちゃうねん!」
「帝都に来てからトレーニングの時間がとれなかったので、ちょうどいいですね。ハーブ、訓練だと思って頑張ってください。お嬢さんもお気をつけて」
「ご親切にどうも!」
サニーフィールドはまた満足げにフェードアウトしていった。
「いや、もう……なんやねんホンマ……助けたりせんのかい……」
まだ年若い見習い神父のハーブには、サニーフィールドを「暗黒微笑神父」などととっさに罵ることが難しい。そうこうしているうちにふたりはどんどん暗く、人通りのない方へと入り込んでいった。
前方の脇道からふいに人影が飛び出し、ふたりの前に立ち塞がった。トゲトゲのついた肩パッドをつけた大男が、「ヒャッハー!」と叫びながら大きな刀をかざして現れたのである。
「何やこの世紀末!!」
男が刀を持って待ち構える。少女はその正面に無造作に立つと、振り下ろされた一刀を横に避けるやいなや男の股間を蹴った。
「ハァン!!」
大男は倒れ、動かなくなった。
「残酷ぅ! でもやるやないか!」
「どうも!」
「アイヤー! 刺客はここにもいるヨ!」
今度は辮髪に中国服の男が現れた。「我が蟷螂拳、受けてみるヨロシ!」
弾がもったいなくなったハーブは、足元の石を拾って男に投げつけた。額のど真ん中に石を当てられた男は再び「アイヤー!」と叫びながら倒れたが、今度はその後ろから「我がフェンシングの妙技、とくと御覧じろ!」と言いながら貴族風の男が飛び出した。彼は素早く懐に入った少女に厚底ブーツで爪先を思い切り踏まれ、剣を落としてピョンピョン跳ねながら退場した。終いには「ゆけ! 我が鋼鉄のしもべよ!」と身長2メートルほどのロボットを伴って白衣の老人が現れたが、ロボットを起動するより先にハーブにリモコンを取り上げられ、当てずっぽうの方向に放り投げられたのを拾いにヨタヨタと走っていった。ロボットは道端に放置され、物悲しげに虚空を見つめていた。
「何やねんあいつら!」
「わかりません!」
走る二人の前に、今度は植木鉢を持った男が立ち塞がった。
「止まれガキ共! 俺は脱法マンドラゴラ農家だ! 止まらなければこのマンドラゴラを引っこ抜くぞ!」
しかし、他に武器らしい武器を持っていない男の左右はガラ空きだったため、ハーブと少女はそれぞれ脇を勢いよく走り抜けた。タイミングを失った男は植木鉢を抱えたまま走ることもできず、その場に座り込んで泣き始めた
「アイツが一番わけがわからん!」
「ヤク中じゃないですか!?」
どうやら刺客のネタも尽きたらしく、もう脇道から姿を現す敵はいないようだ。ふたりは勢いよく路地を駆け抜けた。
少女は相変わらずチラチラと後ろを振り向きながら、追手がついてきているかどうかを確認している。たまにペースを落としては上げ、また落としては上げを繰り返す。照準の合わない銃弾が飛んできては二人の足元をかすめる。どうやら殺すよりも生け捕りにしようと狙っているらしい。どちらにせよ、ロクなことにならないのはわかりきっている。
「おいお前! どこ逃げ、逃げてんのか、わかっとるんやろうな!? ヤミクモちゃうやろな!?」
ハーブが息を切らしながら問うと、「ちゃんと! わかって! ます!」と少女も呼吸が荒くなってきている。
「でも! 何や廃墟みたいに! なってきた! やんけ!」
彼の言う通りで、まさにふたりは古い倉庫の建ち並ぶ通りへとやってきた。所有していた企業の倒産と老朽化が重なって無人と化し、しかし取り壊されて再開発されるでもなくほったらかしになっている地区である。進むごとに道は狭く、足元をでっかいドブネズミが駆け抜け、銃弾がまた飛んできてドブネズミが吹き飛んだ。
やはり走るしかない。こんな場合だが、ハーブはだんだん楽しくなってきていた。いわゆるランナーズハイである。見知らぬ少女と見知らぬ街の夜をただ走るだけの状況が、不思議とたまらなく愉快だった。
少女がまた曲がる。それに従って彼の足もカーブを切る。
「おい! 壁や!」
突き当りの壁にぶつかるようにして、ようやくふたりは足を止めた。三方を高い壁に囲まれたそこは、まさに絵に描いたような袋小路だった。こんな意味のない道が何で存在するんやと叫びたくなったそのとき、少女が「あっ!」とこれ見よがしに声を上げ、足を押さえて座り込んだ。
「おい! 大丈夫か!?」
前述のとおり、ハーブは自分で思っているよりも面倒見のいい男である。加えて袋小路の出口を塞ぐ武装した男たちの集団、対してこちらはあとたった三発撃ってしまったら丸腰である。少女が丸腰なのかどうかは知らないが、まさかそのヒラヒラしたスカートの下からガトリングガンが出てきたりはしないだろう。これを見捨てておいては、この先一生メシがまずくなると知っている。彼は少女の前に立ち塞がってコルトを抜いた。
その時少女がハーブのカソックの裾を引っ張った。カスカスの声で「大丈夫。わざわざここに連れてきたんです」と囁かれたとき、彼はようやく何かを悟った。
「よ……ようやく……追い詰めた……」
追手もいい加減息を切らしている。じりじりと距離を詰めてくる十数人の追手に、ハーブがさすがに手に汗握っていると、少女が何かブツブツと呟き始めた。数を数えている。
「おい、お前……」
「しっ……三、二、一」
ゼロ、のタイミングより半拍早く少女はハーブの腰に抱きつき、そのまま引き倒すように袋小路の隅っこへと転がった。次の瞬間、二人がさっきまで立っていたすぐ背後、突き当りの倉庫の壁が、爆音と共に吹き飛んだ。
「おお!?」
濛々と立ち上る煙の中から、マスクを着け刃物を持った男たちが続々と飛び出し、煙に戸惑っている追手を次々に斬り倒し始めた。不意をつかれた上にいい加減走らされて疲労している追手たちの反撃は鈍く、廃墟の壁がたちまち血を浴びて赤くなっていく。その地獄絵図を後目に、少女はハーブを引きずって壁に空いた穴の中へと入った。
「いやいやどうも、お疲れちゃん」
眼鏡をかけ、ストライプのスーツを着た男が、廃倉庫の闇の奥から姿を現した。
「結構釣れたねぇ。ボスもやったし構成員も削ったし、大方これでうちの勝ち確……と、ところでこのお兄ちゃん、誰?」
とハーブを無遠慮に指さす男に、少女が「勝手についてきました」と答えた。
「ああそう? どこから? ホテルから!? へぇー! そりゃ大したもんだね。お兄ちゃん、マフィアに興味ある? きっと教会より楽しいよぉ」
「こんな奴スカウトしないでください」
「ダメなの? ああ、お兄ちゃんも建物の中通ってった方がいいよ。外に出ると巻き込まれるよ」
「ああ、はぁ……おおきに……」
何しろ疲れているので、さしものハーブもそれだけ言うのがやっとだった。
「あっちに行くと大きな通りに出やすいかな。じゃあね、お兄ちゃん」
「はぁ……」
「それじゃ、どうも」
少女は両手でドレスのスカートをパッパッと払い、ハーブに一礼すると、眼鏡の男と並んで空っぽの倉庫の中を歩いていった。
「お前、その格好似合うじゃん。ファザーが後で写真撮るってよ」
「は? 着替えます」
などと話しながら遠ざかっていくふたつの背中を見送ってから、ハーブは「結局謝ってもらってへん」ということにようやく気付いたが、もう追いかけるほどの気力も体力もなかった。
* * * * * *
さて、ハーブ・サブシスト。見習い時代に帝都で出会った少女を「本物の少女」だと思い込み、以来疑うことも特にないまま薄れた記憶を頭の片隅にしまい込んでしまった。
一方ジュージ・ヨルムンガルド。長い間会わない人間の顔は片っ端から忘れてしまう。なおスカートは仕事のために何度か履いたが、それも努めて記憶から消した。
時を経て、二人がお互いをすっかり忘れたままふたたび帝都で出会い、死闘を演じる羽目になることを、この時まだ神様以外の誰も知らない。
ボーイミーツガールなんてなかった 尾八原ジュージ @zi-yon
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
同じコレクションの次の小説
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます