夢から覚めた現実は、たいていは、悪夢から目覚めて安堵するもの。それが逆だったら……ああ、救いがほしい。
ずっと読み専の私でしたが、2021年から執筆を始めました。 異世界もの、転生もの、恋愛ものを中心に執筆をしています。 まだまだ稚拙なところが目立ちますが、どう…
写実的な描写と、フィクションと笑い飛ばせない世界観は、何処か私たちの未来を予期させます。短編小説とは思えないこの重み、なかなか書けないと思います。ぜひご覧ください!
それが何なのかも分からないでいた頃の記憶が成長することで理解して、理解した頃には追いかけても届かない。淡くて手のひらに乗せたら解ける雪みたいに切ない話でした。
短いながらも、凝縮された抒情性を感じさせる美しい作品です。美しい雨の描写と切れ切れに手紙の文面を差し込む構成が秀逸。読み終えた時、心を揺さぶられるような感覚を覚えました。
帰宅した僕に届いたそれは、過去からの手紙。管理教育を受けていたあの頃、僕たちは課程を終えた記念に未来に向けて何かを残すことにしたんだ。未来の自分に向けて書くはずだった手紙を、友人同士で書いて送り…続きを読む
もっと見る