映像化してほしい!!

この物語を初めて見た方は、凄まじい文字数に圧倒されされることでしょう。しかし、読み進める度に、この物語には何処にも中弛みや不要な箇所が無く、全てが結末への伏線となっている。

善とは何か、悪とは何か。
そして、人間とは何なのか。

それぞれの登場人物を生きた人間として描き、ぶつかり合いながら成長して行く姿に或る種の感動を覚え、気付くと自分自身の価値観が揺さぶられる。

残酷な場面も多いが、それも全て伏線となっている。物語の完成度として本屋で売られている書籍と変わりない。

昨今のネット小説とは一線を引く、現実感を伴った人間の物語である。これは間違いなく読むべき作品だ。あなたにとって、大切なものはなんだろうか。

是非とも多くの人に読んで欲しいと願っている。