概要
女の子は涙をつける。旅の果てに見つけた、安心して寄りかかれるボールに。
「……これを食ったら、早くここから出て行くんだな。もし長居するようなら……警察に突き出す」
屋敷の部屋で目覚めた女の子に、男性はそう警告して部屋から出て行った。
汚れで変色したワンピースを着ているその女の子は、男性の警告通りに屋敷から出ようとするが、入り口の扉はビクともしない。
その様子を、ボールはじっと見ていた。
女の子の暗い過去を見るかのように。
この屋敷で起きた出来事は、とある男性の過去の話であるとともに、女の子の夢の中でもある。
3話完結の短編です。
化け物バックパッカーシリーズ
https://kakuyomu.jp/works/1177354054895479999
【今回で50弾目になります!】
屋敷の部屋で目覚めた女の子に、男性はそう警告して部屋から出て行った。
汚れで変色したワンピースを着ているその女の子は、男性の警告通りに屋敷から出ようとするが、入り口の扉はビクともしない。
その様子を、ボールはじっと見ていた。
女の子の暗い過去を見るかのように。
この屋敷で起きた出来事は、とある男性の過去の話であるとともに、女の子の夢の中でもある。
3話完結の短編です。
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【今回で50弾目になります!】
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