この物語の根本は、歴史・政治・経済をがっしり組み込んだハードボイルドな物だと個人的に読解しました。
それを、貞操逆転の世界観と一握りのファンタジー要素でマイルドにし、ともすれば雑多な歴史小説の焼き回しになりそうなところに個性を加え、独自の深みととっつき易さが出ています。
また、下ネタ的要素が主題にあることにより、どこまで深い話になっても最終的には「そこ」に戻ってくる安心感と軸のブレなさが担保されていてテンポよく読みやすい物語になっていると感じました。
よくある貞操逆転世界におけるハーレムの形成や主人公の鈍感さ、ヒロイン達がヒロインになる等の理由にも丁寧な背景があり、インスタントではない筆者独自の世界観の構築が楽しめました。
露骨な下ネタ表現に払い落とされず、とりあえず、まずは一章読んでいただきたい小説です。
チンコイタイネン。なキャラはたくさん出てくるんだが、ポンコツかわいい姫様がいるおかげで、殺伐とした全てが、のどかな希望あふれた未来につながる物語にまとまる。
ヴァリ様14歳。
かわいい。
ポンコツかわいい。
素晴らしい。
殺伐とした世界がポンコツのどかな風景に変わる。
神の導きを体現する天使。
ザビーネがどれほどチンパンであっても
ヘビ姉姫様もセクハラ公爵もメスゴリラ母王もポンコツ姫の前では、トゥルーエンド前の踏んだらバッドエンド直行イベント幻想のハーレム要員に早変わり。
別途観賞用セーブ必須。
チンコイタイネン。
唯一の心残りはヴァリ様お年頃の成長期なのに、遺伝子は仕事しないのですか?
という一点のみ。
まぁそれはそれでチンコイタイネン。