是非読むべき作品。非常にメリハリのある展開

始めはファウストの内心と現実のギャップにクスリと来ます。
貞操逆転世界の設定が活かされて、良い意味で酷すぎる変態的なまでのヒロインが面白い！
ヒロインとしてはムチムチ、ロリ、熟女と幅広いです。
ケツを揉みしだく公爵、淫猥に顔を歪ませ画策する女王、人肉食ってそうな王女…

領主へのセクハラにキレる領民、奇声を上げ棍棒を木に振り下ろす助祭…
バリバリにキャラの立った癖のある人物達の織りなすキレたギャグは最高です。
一転して生死のかかったシーンでの誓いや、強い意思。
追悼のある場面ではしんみりとした愛する人への愛情が表現されており、見ていて染み入る思いです。
ファウストの生まれ、母マリアンヌ、女王カタリナの説得、亡き王配の真相調査、幼子の助命嘆願からのその親の追悼、
見て損はしません。保証します。