主人公のどこまでも真っ直ぐな心根が好ましく、時に愚かでもあり、時に感動的でもあります。タイトルと下ネタは作品のスパイスで、正味3割ぐらいは作者さんの照れ隠しのようにも思えます。
私はこの作品を読むまで、実際にあったであろう暴力的な過去を、ただ野蛮であるとしか思いませんでした…その状況や理由について、考えた事もありません生き苦しかった時代の価値観や倫理観といった、現代の人に…続きを読む
まさに逆タイトル詐欺という言葉がピッタリのごん太重厚作品。現実では中世後期に現れた統制ゆるゆる神聖ローマ帝国時代と、その影響で生まれた面子と暴力の自力救済世界を見事に描いている。しかも、それをた…続きを読む
第一話一行目、主人公の内心一言目で色々と振り切ってる。 登場人物に馬鹿が居ないというか、寧ろ、馬鹿しか居ないと言うか、スゴイ微妙なラインを突いてくる。
タイトル通りの貞操観念が逆転した世界に領民僅か300人の田舎貴族の長男に転生した筋肉モリモリマッチョマンの主人公。紅顔の美少年が好まれる価値観をもつ国で、しかも筋骨隆々の男性騎士ということもあり醜…続きを読む
もっと見る