9年前から読んでます 最高!
- ★★★ Excellent!!!
小説家になろうの初期から読んでます。
何度も読み返した名作です。
一部の終わりなき洞窟の鉱山開拓〜宝石の丘までは残酷な出会いと別れ、覚悟の手に汗握る展開が待ち受けています。
クレスが長期の変容を伴う禁呪を用いて超越種を押し留めるシーンは痺れました。
途中にしばしば挿入されるビーチェとのラブコメ等、心の繋がりの描写もとても嬉しいです。
領主とビーチェ、クレスの一連のやり取りにもそれは出ています。
一部、宝石の丘から帰るラストシーンでは自身の大切なものを自覚したクレスが見られます。
二部では失われたものを取り戻すクレスの旅が始まります。
一部でも少し出ていたと思いますが、騎士の道を闘気の才を持たないために諦めたクレスが術式によって真正面から超越するシーンは熱いものがあります。
二部では特に幸いの光の部でクレスの心が救われるシーンが印象的です。
一部では人間不信の部分があるといって差し支えなかったのが対照的で、クレスが変わり心の救済を主題に置いた美しい物語です。
1部の道中でクレスが切り捨て、後悔していた心残りへの救済が見ごたえがあり、特にラストシーンに係る場面では感涙を禁じ得ませんでした。
現在、クレスとビーチェの山場に差し掛かり大変感動しております。
たとえビーチェが変わり街には居られなくなったとしても、クレスとずっと一緒に居られますよう。
今後の展開がとても楽しみです。
作品の内容とは少し異なるので分けて書かせて頂きます。
長らくノームの終わりなき洞窟は休載されていたので、更新が非常に楽しみでした。久々に大規模な一括更新で見ることが出来て幸せです!
応援しています!