白い世界に明日を想う。小さな魔法使いのお使いの意味
- ★★★ Excellent!!!
童話のような物語なのに、大人に刺さるお話です。
「本を届ける」
それが小さな魔女、アドリの今日のお使いだ。
母の友人に、半年分という大量の本を運ぶ事になった彼女は、箒にまたがって一人で目的地へ。
色鮮やかな世界から真っ白な世界へ。その色の差の理由と、お使いの意味と、魔法が使えない魔女という存在。
短編なのであっという間に読めてしまうけど、彼女達のこの先の未来に想いを馳せずにはいられなくて、自分の中で物語が広がり続ける感じです。
ぜひ本編で味わって欲しい。