死を視る者が繋ぐもの

作者 霧野

世界を生み出すものと、世界を繋ぐ少年少女。この大切な時間を守るために。

  • ★★★ Excellent!!!

二つの世界を、泉と鏡が映し出し、繋ぐ。
それぞれの世界には、よく似た少年と少女がいて、彼らは互いの存在を知り、言葉を交わすうちに二つの世界の運命を知る――

ここではない別の世界に、自分によく似た存在がいるかもしれない。
似てるけど、住む世界が違うから、やっぱり色々と違いがあって……。
そう考えると、なんだかワクワクしてきます。

「あちらの世界」では、みんなが「マガリコ」と呼ばれる小動物のような相棒を伴っています。これがもう、とても可愛らしくて。羨ましいですね。
でも、「マガリコ」を失ってしまったものには、ある重大な運命が待ち受けているのです。

その運命をたどることになった少年と、彼を支える少女。
二人と出逢った「こちらの世界」の少年少女は、ともに運命を読み解き、世界を守る役目を担う決意をします。

まだ中学校に上がる前の幼い少年少女たちが、数々の出来事に傷つき、恐れながらも、勇気を灯し手をつなぎ合って、一歩一歩を踏み出していく。
心を熱くさせる「小さな冒険」が、確かにここにあります。
二つの世界を救う、可愛らしい冒険譚。ぜひお楽しみください♬

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その他のおすすめレビュー

★★★ Excellent!!!

一つは、一人一人がマガリコと呼ばれる相棒を持ち、性別の選択を通過儀礼とする世界。
一つは、現代の日本。
二つの世界がつながり、よく似た名前を持つ少年少女たちが出会い、冒険を経て成長する物語です。

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