無貌な好奇心

本作はカイロを旅する主人公が、ある商店で貌の無い胸像を見つけることから始まります。
現地人と思しき女性から、それがニャルラトホテプであると説明を受けますが、それから主人公の身には不可思議な出来事が起こるのでした。

クトゥルフ神話、それも大御所であるニャルラトホテプが主軸の作品であり、あの独特な雰囲気がとてもよく出ていますので、暗黒神話体系が好きな方にも、始めて読む方にもお薦めの作品です。

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