概要
華開いてからでは、遅いから。
人間なら誰しもが持つ、悪戯心のような悪意、憎悪、怨恨。それは健やかな日常を愉しむための僅かな刺激。同時にいつ芽吹いても不思議ではない、邪悪な種。華咲けば周囲の養分を吸いつくし、他の命を枯らしてしまう。だから彼らはそっとその種に水をやる。この世の危険を失くすため、その成長を見極める。そして種が芽吹いたのなら、その時が最期。開花する前にひっそりと収穫を行う。その温室の名は『Pick the Evil』。今宵も種が入荷する。
※基本的に一話完結型です。流血表現や暴力描写がありますのでご注意下さい。ゆっくりの更新になると思います。
※基本的に一話完結型です。流血表現や暴力描写がありますのでご注意下さい。ゆっくりの更新になると思います。
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