月が明るい夜の景色は、それは現実とは思えない美しいものです。狂ってしまったかのように他人に入れ込む描写に圧倒されます。
人力飛行機小説をなんとか一本(夜と昼の狭間で)、書けたかと思います。また違う話を書こうかと思っています。大会で見えるところ以外のストーリーについて 経験者です。
美しい世界観と紡ぐ言葉のひとつひとつが切なく、感情的な心理描写に心を掴まれるような感覚に包まれました。妹の想いと姉の想い、もどかしくも淡くすれ違う想いにほのかな色気の情緒が素敵でした。うっとりしてし…続きを読む
多分、この物語を常人が理解することなど、出来ないし、すべきものでは無い。なぜなら、この物語は主人公が吐露した独り言なのだから。唯一理解できる人は、同じ境遇の者だけだ。でも、本当に。それでいいんだ。…続きを読む
この小説は、一人称で、すべてがモノローグ。冷たく言えば、死人に口なし。しかし、かの人はそんな冷たい言葉で表される人ではなかった。葬る人が、葬りたいものは、何だったのでしょう。それを月が見…続きを読む
あまりに鮮明に景色が浮かぶものですから、月に葬ることが本当にこの世に起こりうることなのだと錯覚してしまいました。私も死の先に送られるならこれが良い、と。妹の、きっと姉は自分の思いなどに気付いては…続きを読む
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