「ざまぁ」とは違う爽快感

この作品、皆、良いキャラしている。他の作品であれば「ざまぁ」されてモヤモヤ感が残ったりするけれど、この作品だと確執や問題を残しつつも、前を向いて歩いている。それはある意味リアルだし、世界の包容力、優しさを感じる。勧善懲悪とは違う、穏やかな爽やかさは作者のセンスが光っているのではないだろうか。