届け透明な想い、透明な音

流れるような美しい文章に主人公の葛藤などの想いが落とし込まれています。各話が丁度よい文字数で歯切れ良くリズムを刻むので心地好く読めます。時折、音楽用語も挟まれますが知らなくても全体を理解するには問題ありません。雑多な日常に囲まれている方々も、春を生きる方々も、透き通る音に洗われてみるのは如何でしょう。

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