戦後、戦勝国ロシアでの、胸にせまるワンシーン

第二次世界大戦後、戦勝国ロシアでのワンシーンを描いた掌編。
実際の物語の舞台となっているのは戦後の、とある日の出来事ですが、そこに表現されているのは戦下の、長く、苦しく、悲惨な時を経てきた人間の姿です。

本文1,827文字と、とても短いです。
ストーリーラインも、シンプルです。
それでいて、胸に迫るものがあります。

敢えて、クリスマスの読書にお勧めしたいです。