概要
『トウ』と呼ばれる動物をめぐる『私』の物語
陽報と呼ばれる小さな集落の周りにのみ生息する、兎によく似た白い毛の小動物がいた。名前は『トウ』。子供の頃に陽報に病気の母と一緒に移り住んできた私は、トウの話にすっかり夢中になり、いつか自分もトウを見ようと冬に外へと繰り出すようになったが、その思いとは裏腹に中々トウと出会うことは出来なかった……。
私はトウと出会い、別れ、そして再びめぐり会う。
私はトウと出会い、別れ、そして再びめぐり会う。
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