ここで面白さの多くを語るより、実際に読んでもらった方が早い。それくらい短い小説です。12000文字、そんな限られた分量の中に、一体いくつのものをブチ込めば気が済むんだ……。ただ一言、傑作です。
ミステリが書きたい犬畜生。
“彼女”と“私”の進む道が螺旋構造的に表現されています。それは、決して混ざり合うはずがなく、しかし重なっている。2人の絡み合う描写まさに水素結合。終盤に向かうにつれて気づく物語の核を理解した上で…続きを読む
彼女たちの向かう先はこれ程までに正反対なのに、その想いは融合したゲノム同様、果てしなく透明で美しい同位体。感服仕りました。ぜひご一読を。
最期まで読ませる技術に脱帽。そして二人の新たな旅立ちに、祝福を――これは言葉では言い表せない慈愛の物語。百合好きの貴女なら絶対に見てほしい作品。時間があるのならぜひ手に取って眺めてほしい…続きを読む
レビューを書くのが下手くそなので、最小限にこれだけ言わせてもらいたいんですけど、「性癖ぃ! 性癖!」って感じで面白かったです。にのまえさん、ふーん。なるほどね。
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