カクヨムコンというと、多くの方々は、短編ではなく長編の方に関心が高いのではないでしょうか。
まず選考方法からして、短編は「読者選考によるランキングを参考に」という、やや曖昧な書き方になっているからです。
私自身は、昨年度の手応えから「結局は短編の方も読者ランキング準拠ではないか」と感じていましたし、中間選考通過に必要な星の数なども勝手に想定していました。しかし私の予想ラインをこちらのデータに照らし合わせると、今年の通過数はかなり少なくなってしまう。これはおかしい。ならば「短編の方も読者ランキング準拠」は見当違いであって、読者ランキング的には下位の作品からも大量に、きちんと選考委員が選んでくださるのだろう、と考え直すことができました。
ただし、これも現時点での予想に過ぎません。本当のところはどうなのか、それは中間選考の結果が発表された際に明らかになるでしょう。
応募要項に書かれていた「読者選考によるランキングを参考に」がどの程度『参考に』だったのか、こちらのデータによって暴き出されるのです!
曖昧だった選考方法を確定させるデータ。そう考えると、短編についても調査されていることこそ、この資料の素晴らしい点だと思いませんか?
本作は、『第6回カクヨムWeb小説コンテスト』及び『カクヨムWeb小説短編賞2020』の主に順位を想定することを目的としたデータ集です。
日にちと部門ごとに分けてあり、検索しやすくなっております。
当該部門の中では、応募ジャンルの分布も示されております。
また、データ解析の仕方と見方が書かれた作中の注意書きと別作品による補足的楽しい会話による裏話があります。
本データで、自身の当落を決めてしまうのではなく、データは常に多角的に見た方がいいとは、私の持論です。
本作は、セカンドオピニオン的存在とも思えます。
カクヨムコン6真摯に参加し過ぎて気落ち気味なので救いの神です。
是非、ご一読ください。
第6回カクコンもまっさかり。
運営さんが公開するランキングに、一喜一憂している参加者さんが大勢いることでしょう。
かく言う私もです。
「あー今日は〇〇位だった、明日はあがっていますように!」
そう思いながら眠りにつくのです。
しかし、待ってください。運営さんが発表しているランキングはあくまでも、週間ランキングなんですよ。
読者選考のポイントは12月1日からのデータです。ということは、週間なんて関係ねえ。
「ひどくね? 12月1日からのランキングにしてくれよ!」
そう思いますよね。まあ、運営さんにも諸事情があるのでしょう。
しかし、応募者が本当にみたいランキングがこの
「本家ではないけど情報特盛りな第6回カクヨム小説コンテスト+短編賞速報」
なのです。
日時、部門ごとにわかれている。とっても見やすい親切設計です。
応募者のみなさん、作者さんにお礼をいいましょう。
「とっても助かります! ありがとう!!」