鬼という人と相容れない存在だからこその無償の愛。人では為し得ない愛情の形。読後に訪れるやわらかな余韻をぜひ味わってください。
アオト・アキトと申します。 息をするように小説を書くことはできないけれど、小説を書くことで息をすることはできている物書きです。
「鬼」というのは「隠」(おぬ)です。この言葉の意味が良くわかる傑作だと思っています。カクヨム様は絵本の書籍化公募をほとんど行っておりませんが、もし公募したら創作童話ジャンルでは下手すると受賞となる作…続きを読む
孤独な鬼が食物であった人間に情を覚え、その心の変化や契機が細かに綴られた切ないラブストーリー。元々多義的な言葉である鬼という物をそれらの解釈から独自の設定を作り、ストーリーに落とし込んでいる、とて…続きを読む
鬼を題材にした作品は多いでしょう。が、こんなに静かで、派手なアクションもなく淡々と進むにも関わらず、鬼という主人公が際立っている作品を私は他にしりません。素敵な作品です
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