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概要
便宜上、あの名前も知らない11~12歳の女の子=赤ずきんちゃんと置く
特に何をしたわけでもないのだが、その狼は人間から忌み嫌われ避けられていた。そのように不憫な彼だったが、“天使のごとく優しく、紅く輝いて見え”た少女(=赤ずきんちゃん)と出会い、なんとかしてお近づきになれないものかと思う。勝手に護衛として、赤ずきんちゃんの知らぬ間に迫る危機を排除するうち、都会に住んでいるというおばあさんの家へ彼女がお使いに行かされることを狼は知る。ムチャクチャに危険な死地とも言うべき場所へ向かう赤ずきんちゃんを、狼はなんとかして守り抜こうとするが……
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