疾走感と、どんでん返しのエンドには固唾を飲みます。過程もなぜか親近感が湧き、いろんなことについて考えさせられます。話が進むにつれ引き込まれ、あっという間に時間が経ってました。
赤目です。 読んだり書いたりしていくのでよろしくお願いします。 たまにレビューを積極的に書く自主企画してるので見てみてください!
タイトルは「無敵のあなたへ」だが、その実、この作品は無敵になりたかった「ぼく」が選び得たひとつの道筋が描かれている。これを読んだあと、あなたは己の暴力性、虚無への希求を揺り起こされ、足元がぐらつくよ…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(334文字)
「もしも~だったら」というアイディアは、現実に可能な範囲内でも、範囲外でもそれなりに難しいものです。しかも政治や犯罪がらみとなると、リアルすぎてもすぎなくても難しい。本作で作られるあるシステムは…続きを読む
この物語の魅力的なところは、主人公の心情描写が実に現実的で「人間らしい」ところです。主人公は決して感情的なわけではなく、むしろ理性的に物事を捉え考え悩みます。その様に、私は読んでいて釘付けになり…続きを読む
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