★
0
概要
妹は(自称)名探偵
青天の霹靂。あるいは蜘蛛の糸を切られたカンダタというべきか。
早起きして退屈な講義を受けたのも、そのあとに身を粉にして労働に勤しんだのも、全てはこのときのためだったのに。
無い! 楽しみにしていたケーキが、どこにも無い!!
呆然とする俺に、いつの間にか近寄ってきていた妹の莉々菜が楽し気に言う。
「つまり、事件なのね! まずは状況の整理からよ!」
早起きして退屈な講義を受けたのも、そのあとに身を粉にして労働に勤しんだのも、全てはこのときのためだったのに。
無い! 楽しみにしていたケーキが、どこにも無い!!
呆然とする俺に、いつの間にか近寄ってきていた妹の莉々菜が楽し気に言う。
「つまり、事件なのね! まずは状況の整理からよ!」
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?