幕開け
【神の方程式】
~Kruschtya Equation as Me~
これは、とある作家をめぐる物語。
主人公:絆舵野 壱朗(はだのいちろう)は作家の学生時代からの友人だ。
彼の書いてきた人気シリーズの小説の中で、主人公のモデルとなった人物。
彼は作家の変化に気づくだろうか。どこか様子がおかしいと、感じているかもしれない。
連絡を怠れば彼は作家:黒真井 音依汰(くろまいねいた)の部屋にやってくる。
その先で彼はなにをするだろう。
そして、彼の作品を世に出してきた者:二宮 文明(にのみやふみあき)。
彼が無名の頃からずっと担当してきた。彼の作品には今や多くの利権が絡むようになっているが、変わらずに原稿を取りに来るだろう。彼は不摂生だった作家を時に心配し、支え、長年ともに歩んできた。
人間をやめた彼が書く作品も、彼を通して世界へ放たれて行く。
その先で起こることを彼は利とするか、良しとするか、それとも――。
そして、そんな彼らをよそに、何かを追い求めて探し当てる者がいる。
それが作家の信者:來瀬 魅己(くるせみこ)。
彼女は作家の小説のファンだ。彼の作品はすべて読んでいるし、彼の作品がなければ今の人生はない。
彼を見つけ出してきて近くに引っ越し、今まで普通にご近所さんとして接してきた。
しかしそれは上辺の仮面。
彼女が見つけ出すのは真実なのか、辿り着く先はどこなのか。
探し当てた解を、どう扱うかは彼女とこの物語の展開次第だ。
――以上、彼ら三名の物語。
これは、とある神の作家をめぐる人間達の物語。
神の方程式 ~Kruschtya Equation as Me~ @NanOoo_87
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。神の方程式 ~Kruschtya Equation as Me~の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます