概要
―守り抜くと決めたから。たとえ君が何であっても、―
昔、こんな話をされた。
私はね。妖精が見えるの。ほら、今も見えているわ。
白くてうじゃうじゃとしたくさん飛んでる。
今までもこれからも俺は霊的な何かなんて信じるつもりはない。
じゃあ、ここで俺の横にいて、楽しそうにポテチを食っているこいつはいったい……なんだ?
黒い羽に小さな鋭い牙。黒くて先っぽが尖がっていて、硬いのか?柔らかいのか?触るな!と念押しされているよく動く尻尾。
彼女には何か秘密がある。
こうして始まる二人のドタバタ生活
主人公: 19歳、朝読小説賞キャッチ: ―守り抜くと決めたから。たとえ君が何であっても、―
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