皆様に世界を彩る神々のご加護があらんことを! アルバテッラ王立 魔法学院(アカデミー)の書記官です。 私どもは、このアルバテッラの地で、「大いなる変化」をもた…
おれは静の櫛だよ。付喪神。綺麗な和風文体。切なさ。どきりとする台詞。印象的なフレーズ。深い作品でした。ラストの余韻、よかったですー。
主人公のひたむきな姿が清々しくて良かった。あやかし物は昨今流行っているようだが、本作は安直な恋愛などに(※恋愛そのものが悪いのではない。念のため)傾かず、自分の感受性に沿って独自性を打ち出している…続きを読む
亡き祖母を弔う際、彼女の大切にしていた象牙の櫛の付喪神が誕生しました。美しい少年の姿をした付喪神は主人公・伊織に依頼をします。それは、祖母の亡骸と一緒に櫛を焼いてくれという願い。生まれたばかり…続きを読む
一人の人物の終わりから始まるこの物語。その人のお葬式で孫である主人公が一人ロウソクの番をする。この時点ですでに静かな時間の中にいて、彼は祖母との思い出を思い起こしている。そしてそれが動きだす…続きを読む
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