小説のストーリー通りに悲惨な死を迎えるなんて、冗談じゃない!

おかしい。私は18歳の女の子だったはずなのに。気がつけばなぜか、5歳の幼女の姿に。
しかしほどなくして、彼女は理解します。自分は何故か小説の登場人物。悲惨な死をとげる悪役令嬢、アリアになってしまったことに。

小説のストーリー通り死ぬなんて、真っ平ゴメン。何とかして死を回避するため、アリアはあの手この手を使って小説とは違う未来を作ろうとしますが、本人はいたって真面目なのに、読者視点だと何故か笑えてくるから不思議です。
「アリア、そうじゃないよ」とツッコミたくなる場面が、何度あったことか。

18歳の頭脳と幼女の姿を持つ女の子、アリア。メチャクチャ危なっかしいですけど、だからこそ応援し甲斐があり、今後も目が離せません。

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