6月と12月、神社の「大祓」に行きたくなる!

調布にある本格コーヒーの喫茶店を舞台に、若き店長の詩(うた)くんとバイトのミンくん、そして日本神話の神様たちが繰り広げるラブコメ?です。

リアルな調布の風景と、そしてリアルタイムなコロナ禍っぷりが描かれていて、すごく身近な感じ。詩くんのおうちの氏神様である「祓戸の神(はらえどのかみ)」をはじめ、疱瘡の神、少名毘古那の神など色んな神様がわりと気さくな感じで現れて、コメディタッチで楽しい!しかもみんな詩くんのことが大好きで、詩くんが誰を選ぶのかもドキドキ。

祓戸の神は、イザナギが黄泉から戻った時、その穢れを祓うにあたって生まれた神様。日本神話の中でも「祓い」は重要な概念で、諸外国では「罪は償うもの」だったりするのに対し、日本では「罪は祓戸の神が祓ってくれるもの」!(有難い!)

多くの神社で6月と12月の末に「大祓(おおはらえ)」という儀式をやってます。「祓戸さんが来てるんだ~」と思うとちょっとニマニマしちゃいますね!