あとがき

 本作は、2017年5月21日に一次創作サイト『嫌嫌』にて公開した書き下ろしの短編小説を、2018年8月16日に加筆修正後公募投稿→落選を経てサイトに再アップしたものの再掲となっております。


 いちごカフェって飲み物、知ってました? わたしは知りませんでした。調べたら出てきます。いまも発売してるのかな。

 伊蘭坂先輩がなにをしたかったのか、彼女と別れたのか、なにを考えたのかは、わたしにもわかんないです。でも、こういうひとっているよね、って感じで書きました。

 懐の名字の「別守」は「別れる」「守(られ)る」からきています。本編の流れの暗示ができたらなあ、と思って。

 逢木くんの「直流」って名前は、「ビビッ」をイメージしています。雷とか電気とか、そういうインスピレーションで。

 伊蘭坂先輩の「伊蘭」の部分は「いらん(いらない)」からきてます。いらんやつ、的な。このひとも、ただコミュ力の高いやつで、うまく合えばスッゲーいいひとだったろうになあ。

 依本の「永久恋愛」はわたしのかわいいと思ったキラキラネームです。ラブストーリーだったのでそれもイメージして。わたしの書く主人公(ヒロイン)の友達や同級生キャラは、なんかこういうふわふわ(?)した子が多い気がします。『青い蟻』の結川花ろん、『アンハッピーエンド』の西園寺円華、『Welcome to Pinky World』のキハ。あんまり意識したことなかったんですけど、たぶん、そういう女の子キャラが好きなんでしょうね。こういうキャラが好きな方はぜひわたしのサイトまで遊びに来てください。

 藻場くんと脇沖くんは「モブ」「脇役」からきています。ひどい名前でごめんね。


 一寸先は闇、というのがこの話のキーワードだったわけですが、本当にこんな、どう転ぶかもわからない話にお付き合いいただき、ありがとうございました。

 なんにも考えずに書きました。なんにも考えずに読んでもらえていれば光栄です。

 たまにふらっと、こういう筆休みを書かせていただくので、そのときはよろしくお願いします!


 ビクトリノックス!

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一寸先ダーク 鏡も絵 @MagicalMoeP

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