短編とはおもえないほど濃密なストーリーです。人の心の難しさと静かな怒りと明らかな狂気。読者に読み疲れさせない文体もあいまって話の中身がしっかりと脳裏に残りました。
「いづき あん」現代ドラマや散文詩を書いてます。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(43文字)
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