短編とはおもえないほど濃密なストーリーです。人の心の難しさと静かな怒りと明らかな狂気。読者に読み疲れさせない文体もあいまって話の中身がしっかりと脳裏に残りました。
「いづき あん」現代ドラマや散文詩を書いてます。
こんなにも色んな要素が詰まった短編があるとは……脱帽です。読者を驚かせるストーリー作り、登場人物の性格の移り変わり、タイトルの回収。他にも色々と詰まっています。明るい作品とは言えません…続きを読む
冒頭からすぐに惹き込まれました。生死について描かれた作品ですが各々のキャラクターが持った正義感や愛情の歪みが魅力的でした。愛し方は自分の信念だからこそ、歪んでる事に気が付けないのかもしれませ…続きを読む
どうしてくれるんですか。勉強の休憩がてら読もうとしたのにこれじゃ勉強できませんよ。心理描写がうますぎです。冬月さんのサイコっぷり、死んだあかりのキャラ付け、主人公の性格がこの約7千字に濃く詰まってい…続きを読む
学校で自殺者が増えている。“死”は連鎖していき、シニタガリが屋上から飛び下りている。あかりという彼女が自殺したことに苦悩し、自らも死のうとした透。向かった屋上には彼女の友達だった冬月紡もいて、一…続きを読む
もっと見る