独特なタッチで進めるのは、妙な死生観を持った主人公の、なんと死んだ後。一人称の自分語りで、死んだはずなのにどこか飄々としている様や、長年抱いていた死生観のせいでこぼしてしまった最後のセリフなど、ヘビーな話に思えて実はコミカルな要素も。時間は平等。こだわりや固定観念を持つことは良いけれど、縛られすぎるのもダメですよね。
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