ガラスの靴の行方 ~ひみつの城と眠る王子様~

作者 代々木夜々一

135

48人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★★ Excellent!!!

この物語の中には、もう一つの『壮大な物語』が隠されております。

その『壮大な物語』が、ラストまで深く関わってくるんですよ…………!

これ以上はネタバレしそうなので、言えませんけどね(笑)。

謎がいつ解き明かされ、最後は一体どうなってしまうのか?
というハラハラドキドキ感がもう、たまりません(;´・ω・)!

主人公のジャニスは働き者のシングルマザーで、サッパリとした頼れる人格の持ち主です。

娘のモリーの振る舞いが、最初から最後まで天使の様に可愛らしいです(*´▽`*)

アメリカ映画のように疾走感あふれるシーンもあり、時折ハラハラドキドキします。スピードに乗ったまま読み進めてしまいました。

ただのラブストーリーとは、ちょっと違うかもしれません。

新しい出会いや、懸命に今を生きる人達との交流を軸にした、優しくて心温まる物語です。

『勇者カカカ』に夢中になった流れでこちらも読ませていただきましたが、(カカカの)男性視点と(ジャニスの)女性視点とでは、全くテイストの違う作品に仕上がっており、とても同じ作者様が書かれた作品とは思えませんでした!

作者様…………すごすぎますーー!
本当は、どっちの性別なんですかー?
(↑ コチラも謎です。冗談です)

素敵なお話でしたので、どこか読み飛ばしていたらイヤだなぁと感じました。

クリスマスムード満点のお話でしたので、クリスマス直前にもう一度、じっくりと読み返したいと思っております\(^o^)/

ぜひ、読んでみてくださいね♬

★★★ Excellent!!!

アメリカンなファミリーものかと思いきや、セレブに見初められマイフェアレディ? いやいや、まだまだ

序盤で、展開予想はすっぱり断念し、作者のリードに導かれるまま、素直に作品を楽しむのが吉!
ある時点で、一気に引き込まれるため、事前に用事を済ませ、風呂に入り、軽食を用意して、夜長に楽しむが最上でしょう。
読後の余韻で、ぐっすり眠り、さわやかな朝を迎えるでしょう。

そんな、ワクワク、ドキドキ、キュンときてハラハラ、ホロリなおすすめ作品です。

★★★ Excellent!!!

革靴を後生大事に抱えたホームレス、もとい紳士エルウィンが出逢ったのは二人のヒロイン。
シングルマザーのジャニスとその愛娘モリー。

奔放なモリーに振り回されつつも、お城の中の個性的で各分野のかなりデキる職人や使用人たちが楽しくパワフルに繋がれてゆきます。

ジャニスも幼い娘モリーの言動と振る舞いにハラハラしつつ、お城の厨房でその手腕を振るい皆を喜ばせてしまうという大胆さと力量の持ち主です。

モリーの我儘を叶えるという形で、お城に活気がもたらされてゆきますが、時間が経つにつれて、お城にも、エルウィンにも重大かつ果てしない秘密があったことを思い出し、どうしようもない現実を突きつけられます。

なんとも出来ないまま、今年もまた終わってゆく……
本当に? このまま終わってしまうの? と最後まで目が離せません。

妙にリアリティのある現代版シンデレラ・ストーリーです。

★★★ Excellent!!!

この物語の主人公は、シングルマザーのジャニス。
アメリカ映画でよく出てくる郊外のレストランで働いている芯の強い女性です。
よく笑って、よく怒る。毎日を前向きに生きている女性です。
もうこれだけで魅力的。
徹底的にリアルな日常が、夢のようなお城での生活、そして怒涛のクライマックス!
大人のピーターパンの映画を撮ったスピルバーグに、この作品も撮ってもらいたい。
そうそう、最後まで読むとパンを使ったレシピがいくつか増えます。

★★★ Excellent!!!

 主人公は、ダイナー勤めの30代シングルマザーのジャニス。愛娘のモリー8歳を抱えて奮闘する毎日……。そんなジャニスが、浮浪者じみた中年男を介抱したことがきっかけで、娘のモリーと一緒にお城でクリスマスを過ごすことに!?
 タイトルから察せられるとおりにシンデレラが一つのテーマになるこの物語。洋ドラな雰囲気も取り入れながら、なかなか読者の思うようには話が進んでいかないのも面白い。ああっ、最後はどうなっちゃうの!?なんてやきもきしながら読めるのも、なんだかドラマっぽい感覚。
 ジャニスとモリーの親子が、その人柄で周りの人々を笑顔にしていく優しい展開が素晴らしい。疲れた大人のあなたも私も、きっと子供の笑顔を取り戻せるはずです。

★★★ Excellent!!!

良かった点、と言われると全て。としか言えないのですが。しがない喫茶店から始まるこのお話。冒頭に用意された伏線がしっかりと生きており、後半に伴って新たな展開を生み出していく。世界観がとても美しいお話です。ハイファンのようにキャラ立ちした人物がいるわけではないのに、まるで生きてる人がそこにいるよう。温かく、切なく、愛らしく。人が持ち合わせる感情を見事に描きつつ、好感を持ち続けることができる。また作者様の言い回しがお洒落な作品だと思いました。まるで洋画のホームドラマを見ているようです。文法にも違和感がなく、すらすら読める。思わず三章まで読み進めてしまいました。このお話に組み込まれる童話はかの有名なあの話。それはぜひ皆さんの目でご覧下さい。オススメの作品です。