雪が降ると人恋しくなる。悲しいけど人情が染みるお話。悲恋かどうかは、本当は当人じゃないとわからない。他人から見て不幸でも、そうじゃないかもしれない。
カクヨムコン9参加してます! いつもは完結しないと⭐︎入れないよという人も、この期間だけは「うん、いい感じ」と感じた時ポチッと押してくれると中間突破できますの…
不思議な読了感であった。情景が思い浮かばない訳ではない。寧ろその逆で、雪の白さ、風の冷たさ、飲み屋の暖かさと寒々しさ、その全ては脳裏に浮かんでくる。けれどそれとは別に、この作品には常に雪がし…続きを読む
もう、こりごりだ……。全てを投げ出し、知らない土地に流れ着いた女。こんなはずじゃあ……でも、どうやって逃げれば……。道を外したが、戻ることも身を堕とすこともできない男。ひょんなことから二…続きを読む
まず、この小説で目を惹かれるのは文章の巧みさである。描写表現、会話、その全てに過不足ない。また、文章が自然ながらも上手さを感じる。硬くはないが丁寧に書かれており、文がこの話の美しさ、儚さをより一層際…続きを読む
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