まず、この作品を読むとヒロイン?の女子高生がエネルギッシュにブッ飛んでる事に圧倒されます(^.^)🌷
良識は持っていますが、その言動はとにかくブッ飛んでます💦
しかし、作者の方の卓越した文章表現力により私はこの子が愛しくてたまらないのです。もう、可愛くて可愛くてたまらないのです💐
情景描写も人物描写も心象描写も優れていますので、この子の常識を逸した言動に説得力を持たせています🐦
私はまだ最初の数話しか読んでいませんが、この子は1話からフルスロットルでブッ飛ばして来ます。そして、それに巻き込まれる語り手である男子高校生の悲哀もとても楽しく読む事が出来ます🍑
とにかく、この作品の素晴らしさは読んでみなければ判りません🌳
さぁ、そこのアナタ。
私と一緒に、この作品に飛び込みましょう(^.^)🍎
失恋したとき、誰しもが傷つき悲しみのどん底へ突き落とされるはずです。ましてや学生が意中の相手に告白しフラれることは、後の学生生活に影響を及ぼしかねないリスキーな行為。
だが、自分の思いを伝えた人のこと誰が笑うことができるでしょうか。むしろよくやったと誉め、立ち直れるよう応援してあげたくなるはず。
失恋したあなたに聞こえてくるはずです。ちょっぴり恥ずかしい応援歌が。
主人公の七海周一(ななみしゅういち)は意中の相手に告白するが、あえなく玉砕。落ち込む彼の前に突如現れた日向日向(ひむかいひなた)は『失恋更正委員会』なる謎の集団を名乗る。
この二人の出会いが失恋し傷ついた人々を救う、伝説の始まりである(?)
『失恋』をテーマにしたこの作品、暗くなりがちなテーマですが、失恋の悲しさ、辛さを描きながらも、そこからの成長を悩みつつも、明るく、コメディー調に描いています。
読み進めていくと、失恋が辛いことなのは変わりませんが、自分の成長と新たな出会いの可能性を秘めているものだと感じさせてくれました。
落ち込んでも元気をもらえる、そんな作品だと思います。
まず初めに、これは「極上スイーツ」です。
精進料理や懐石をお求めの方は然るべき作品をお探しください。
また、この作品は「完成」しています。
完結ではありません。
行間ですら、過不足は無いと感じられます。
作者様の頭の中から文字と言う表現に移植された「事実」なのだと思えるのです。
そう言った完成された物語に共通する特徴として、適当なお話の適当な行から読み進めても、とにかく楽しい。
設定や人物描写に齟齬が無いだけじゃありません。一つ一つのテキストに無駄がない、雰囲気的な「捨て文字」が無い。
さて、スイーツと言っても「あまあま」なだけの物語ではありません。
苦さも焦げ臭さもあります。
嗅覚がキーポイントなのでこんな言い方をしています。
私的に最大のスイーツポイントは、その常習性。
身体に悪いと理解しつつ、眠る時間を代価に繰り返しこの世界に浸ってしまう。
なんかヤバい成分が含まれているのかもしれません。
さて、そんな事情もあり、私は二、三日、筆を折り、再周回に突入です。
と思ったら第二部が始まっていました!
私はもうすっかりおばさんですが、若いころ、大失恋をしたことがあります。
本当につらくて、ご飯ものどを通らなくて、何もできなくて涙しか出てこない…、そんな感じだったと思います(遠い目)。
そんな辛い時に、この小説のように、一緒に海に飛び込んでくれたり、側に居てくれる人がいたら、とてもいいなって思ます。
ちなみに、私は大失恋した時に、偶然クラスの中に失恋した人が2人もいて、3人でしばらくの間、一緒にご飯を食べたり遊びに行ったりしていました。
ナチュラルな失恋厚生委員会に入っておりました笑
まだ途中までしか読んでいませんが、設定がとても面白いのと、読んでて涙がでてきたのと、昔のほろ苦い経験を思い出してセンチメンタルになったので、レビュー書かせてもらいました。