大丈夫。あなたは一人ではない。私が腕になる。

ピアノを弾いても、歌を歌っても彼女を振り向かせることはできなかった。
だから主人公は彼女のために愛を弾き語りした。
そしてそれは彼女に響く。

だから。

事故で腕が動かなくなり、ピアノを弾けなくなった時、彼は別れを告げた。
彼女の好きな弾き語りはもうできない。そして、自分は彼女の重荷になると。

そして二人は別れた。

けれど、二人の気持ちは変わることはなかった。

彼女のした選択。

一人で弾き語りができないのなら、二人ですればいい。

これからも二人は二人で歩んでいく。

素敵な作品でした。

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