文章から感じる、メガネ愛がすごいです。そのメガネ愛に引き込まれてつつ、最後に待っているオチが秀逸です。
前情報なく書き出しを読むと眼鏡が好きな人のエッセイかな?と、わかるわかると読み進めていくうちに視界が晴れるように舞台が現れ、登場人物が動き出して、最後にはきれいにオチがつく。わずか1000文字で完璧に構成されたお手本のような掌編小説です。
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