夢の世界への入口はここにあります

独特の設定や世界観を持つ作品ですが、拝読していると「これこそがファンタジー小説なのではないか?」と思わずにはいられません。

作者様の文章表現は文学的でありながら、引き込まれるようにすいすいと読ませてくれますし、そのダークにならず、かといってライトすぎずな世界は、とてもバランスよく練り上げられていると思います。

ファンタジーというよりは、「幻想世界」といったほうがピッタリくるかもしれません。

まさに子どもから大人まで楽しめる作品です。

まるで夢の世界に迷い込んだかのような素敵な心地よさ、その入口はここにあります。

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