【月刊エッセイ】まぬるマンスリー

１２月 今日はさいごの日

　こんばんは。

　現在、２０２１年大晦日の夕方です。年越し蕎麦もお節もお雑煮もお餅も準備できました。

　一年の節目という感覚が年々薄れてゆくと、誰もが口をそろえて言いますが、それでも大晦日はやはり大晦日です。この足元から忍び寄ってくるような寒さも含めて、どこかしら年の暮れを感じさせる雰囲気はあります。

　この一年をふりかえって、思ったことや感じたことなどいろいろ書きたいところなのですが、今のわたしにはまとめきることができません。ただ言えるのは、残念だけど、名残惜しく思えるような一年ではなかったなということです。そしてこれから来る年が明るいものになると言い切れる根拠も、もちろんありはしません。

　楽しいことはみんな、もう終わってしまったような気がします。美しいものはみな、過去の世界にあるような気がします。

　それでも新しい年は来ますし、わたしたちはそこに何かを求めるしかないでしょう。良い年になってほしいものです。

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　月刊エッセイ「まぬるマンスリー」は今回で連載最終回といたします。書きたいことはもっとありました。現にわたしのメモには、以下のようなタイトルが書かれています。

・プール　（ぐるぐる回って水が乾いた）

・ハラハラ苦手

・せっかくだから楽しまないと損だよ

・ラジオ（と焼きそば）デイズ

　ですがもう、なんだか書く気がしません。もういいかなという気もします。ですからこれらの内容については、申し訳ないですけどタイトルから想像していただければと思います。

　今まで読んでいてくださった皆様、まことにありがとうございました。またいつかなにか似たようなことをさせていただくこともあろうかと思います。カクヨム様への作品の投稿も続けますので、今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました。良いお年をお迎えくださいませ。