登場人物などの紹介
登場する団体
◆
通称魔法院。
西の大陸の魔法使いを登録、管理する場所。
魔法の研究を耳長族と共に行っている。
巨大な白い塔が魔法院の象徴であり、本拠地。
魔法の才能がある子供の育成だけではなく、魔物を寄せ付けてしまう体質の人間(
かつて魔王を倒した英雄を育てた栄誉を忘れないために、英雄の名を冠する魔法使いを数十年に一人選出する伝統がある。
真っ白なローブと黒い
現代のカティーアは180代目ということになっている。
◆
カティーアの呪いを軽減するために使われる人種。
魔法院の管轄下で箱庭という壁に囲まれた小さな村で繁殖されているが、時折外の世界からも似たような体質の子供を保護している。
魔物や悪霊を呼び寄せやすく、妖精も惹き寄せやすい。
高い魔力を持つが、魔法を使えないように調整されている。
◆Qatia(カティーア)
不老不死の魔法使い。この世界の男性にしては背が低め。
金色の癖っ毛と紅い瞳。左手は獣の呪いに蝕まれているので金色の毛皮に覆われている。普段は手袋やガントレットで隠している。
年齢はもう数えていない。かなり長生き。
得意な魔法は攻撃や破壊に関する魔法全般。特に炎の魔法を好んで使う。
魔法使いなのに近接戦闘を好む。手や足に魔法を纏わせて殴ったり蹴ったりするのが好き。
自分が魔法を使えるのは、不死の呪いと獣の呪いがもたらす祝福の側面だと思っている。
大切な人を自分の手で殺してしまった過去がある。
物を食べなくても死なないが、食事は数少ない娯楽のため美味しいものは好き。
一応、魔法院から得た金銭や、魔法院に内緒にしている繋がりで得た金貨や宝石、貴重な品などは食事以外には使わななったので凄く余っている。
ほとんどの財産は
◆Jiuji(ジュジ)
16歳を期にカティーアの元へ送られた特別な体質を持つ少女。褐色の肌。黒い髪、琥珀色の瞳。
魔物や妖精を呼びやすい体質でもあり、カティーアの呪いを軽減する効率が良いと言われている体質。
村から追い出されて、魔法院に保護されて育った。
文字を読むのが好きで、魔法の知識や神話などに詳しい。古代の英雄カティーアが好きで憧れていた。
◆Silsila(セルセラ)
カティーアの使い魔ファミリアで彼が物心つく頃からずっと一緒にいた。
植物の妖精で少女の見た目をしている。ピンクブロンドの髪と深緑色の瞳。
腰に薔薇の花が逆さまに咲いていて、背中には蜻蛉のような羽が付いている。
茨のツルを操ったり、植物や他の妖精から話を聞いて周囲の情報を集めることが得意。
カティーアには母性のようなものを抱いている。
不死の呪いと魔法使いー美味しいご飯編ー 小紫-こむらさきー @violetsnake206
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