第7話 春の君

花びらちりばめた

君の黒髪


風になびいて

幸せ描くよ。



君と出会ったその時から


僕の心は、

春を指したまま。



君の足音は、

桜色のうた


君の言葉は、

春の花びら



どんな季節が巡っても、


君は、

春の日だまりの香り。



ああ どんな悲しみも


君の微笑みに

溶けてなくなるよ。



春の君、よ


色あせないで

永遠に、


春の日だまりを

僕にください。




 

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